常武電鉄は2024年1月22日(月)、新路線計画を明らかにした。
今回発表されたのは、つくば線つくば駅(茨城県つくば市)より茨城空港(同 小美玉市)に至る路線である。
つくば線と直通運転を行い、最高速度は130 km/h、運行頻度は1時間3本程度とする。
具体的な経路は審議中とするも、土浦市、かすみがうら市、石岡市を通り、30 km程度の路線長となる見通しである。
また石岡駅付近でJR常磐線と交差し、接続駅を設ける他、沿線各自治体に1駅ずつ設置するとしている。
着工や完成年次等の詳細は、近日中に「空港新線構想」のページに記載予定である。

私見

ちばらき線延伸開業を翌年に控えた今、新路線計画を発表したことの意味が気になるところである。
建設距離や採算性を考えると、自力での建設はかなり厳しいと思われる。
また、石岡で接続するJRが黙っているとも考えにくく、何かしらの横槍が入ることは恐らく避けられない。
ニュータウン線や水海道線など未成線の仲間入りとならないことを願いたい。