2000系
3000系
4060系
1000系(2代)

常武電鉄では、開業当初から将来の京王直通を想定し、車両寸法を当時の京王新型車両に合わせている。
特に90年代まで、車体は前面以外を京王の車両とほぼ同一としていた。
一方、1980年代後半から国内外のVVVFインバータ制御装置を積極的に採用するなど、制御方式に関しては最先端の技術を積極的に採用してきた。
これによってVVVFインバータ装置のメーカーは多岐に渡り、それが仇となって故障時の対応が煩雑になっているという。
前面デザインは、開業時から一貫して急行灯と釣り目状のライト配置が踏襲されている。
保安装置は、2015年以降京王形ATCを使用している。
2017年まで京王形ATSを使用しており、ATS運用の終了後は全車両から順次ATS機器類が撤去された。

編成表

2023年11月現在、662両が在籍している。
このうち1000系(初代)6両編成1本を除く656両が、定期運用に就いている。

形式ごとの説明

常武電鉄所属の各車両形式について、簡単に解説する。
各形式の説明は、下記リンクより閲覧可能である。

自社発注車両

開業時から計7形式が製造された。
直通先の京王電気鉄道(井の頭線を除く)、都営地下鉄との形式重複を防ぐため、1000~4000番台が付番されている。
編成あたりの両数は2両、6両、8両で、頻繁に増解結を行うため全先頭車が密着連結器を装備している。
1000系(初代)は2023年3月に営業運転を離脱し、以後は波動用としてのみ稼働する。

1000系(初代)
2000系
3000系
4000系・4060系
1000系(2代)・1040系

他社リース車両

直通先の京王電気鉄道から、余剰となった8000系10両編成3本をリース契約して使用している。